「ジェンダー」って何!?、という顔

昨日のこと*1

某有名企業の企業説明セミナーに参加いたしました。一連の説明の中に、「福利厚生」の充実についてコメントがなされました。

産休・育休、充分に取れます。育児休暇を終えて立派に復帰している人もいます。

「おお、素晴らしきこと」


と、手放しで喜んでいいのかというお話。後でこっそり聞いてみました。

あのぅ、さっきのパワーポイントで、「産休・育休」の説明がありましたけど、すべて「女性」の事例でしたよね。あっ、すいません、ボク、ゼミで「ジェンダー」について勉強しているので、少し気になったんですけど

(「ジェンダー」って何!?、という顔をする担当者の方)

あっ「男女平等」みたいな関係です*2

(「なるほど」、という顔をする担当者の方)

「男性」でも育児休暇は取れるんですか?

(「えっ」、という顔をする担当者の方)

・・権利として取ることはできますねぇ。ただ、今まで取った人はいませんね。
ただ、これからは、だんだんそうなっていくのかもしれませんねぇ。

(まぁ、予想通りの回答をいただいた)

そうですね。どうもありがとうございました。


<<感想>>
企業説明のセミナーで、産休・育休についてアピールする企業があるということは、(そうやって、良い人材を求めようとしているのなら)ある種「健全な」情況なのではないかと思った。

*1:なら昨日書け、というツッコミを期待いたします

*2:ホントかよっ、笑