2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

彼C「ボクがキミをほめたり、ずっと見つめたりしてると、キミは照れて小さく丸めた手で口元を隠して目をそらす。 ボクはその時の表情がたまらなく好きだ。」

観察者C「私は大した女じゃないんです。と彼女が言った言葉を思い出して、新幹線の一番後ろでボクは泣いた。」

彼「キミとは何があっても付き合えないの」彼女「アタシはC。アナタはCじゃないの。わかる?」

彼女C「アタシはC。アナタはCじゃないの。わかる?」

砂でつくったブルジョーの座るいす。 電波の届かない観測所。 氏名の無いホスト。 規則のない音譜。 芸術の届かない街。 この物語の主人公の持ち物彼c「もう謝ったって遅いのさ。ぼくはもう君に夢中で、あきらめることなんてできない」彼女c「もともとあたし…

仮面の乗客C「砂時計には、世代をまたいだ未来はない。自ら、もしくは、まったく不明の理由で主権を剥ぎ取った(とられた(盗られていた))ものたちが、同じ境遇の存在を作り出さないために自縛するシステム。主権側から完全に逃げ切るための場所。」観察者…

彼女C「ワタシたちってこういう世界にいるのよね。お客さんをとったりとられたり」 彼C「じゃあ、こっちも指名するのは、命がけでやらないと、だね。」

彼女C「ダメなの、アタシ明日は仕事があるから帰らなくっちゃ」

彼女C「数多に言葉の可能性があるのに、アタシたちが交わした言葉はあまりにも少なく、しかもアタシはそのほとんどを覚えていない。」彼C「そういって私の目の前で女は地面に沈み、最期には地面そのものとなった。今や女は大地となり、全ての可能性になった…

彼女c「そんなに見つめたら、見えちゃいけないものが見えちゃうよ。」彼C「何で?見えちゃいけないものなんてないよ。」

彼女C「あなたが勝手に私に従ってるだけでしょ。やめてよ、アタシを悪くユーのは」

彼c「支配って何かわかる?あなたはボクを支配しているんだよ」

彼女C「あまりよくないんだけど、お客さんからものをもらった。本。詩集。なんかちょっとキザだなと思ったけど、お客さんからものをもらった。本。詩集。なんかちょっとキザだなと思ったけど、指名してくれたし内緒でもらっとけば誰も傷つかないだろうって…