今日も優雅に野良猫は他所のうちの庭先を闊歩する

どんなに傷ついてもかまわないと、決心を固めたつもりになっても、わが身可愛さにしり込みするひ弱な根性を、それでもたたきなおして揺るがない気持ちを持とうとして、やっと、多くの間違いをその瞬間には贖罪されたような気分になれる。その瞬間だけが、唯一よろいを地べたにそぎ落とせる時だ。
照りつける太陽や、射落ちる雨で、ずたずたにできればいいけど、そんな天気ばかりが続くとは限らない。
仕方ないので、お気に入りの音楽を少し大きめの音量で流しておく。曲調に載って心地よさがたどり着くのを待つ。思考が途切れた時に、何かを忘れさせてくれる音楽の偉大さを実感できる。

あっそうそう。まだ入梅*1には時間がかかるみたいだよ

*1:ツユイリと打ち込んだつもり