いかにもポストモダンなもの

それは、「すべきではない」としか指摘できず、どうすればよいかを棚上げにしてしまう。

M: 先輩は、可哀想な人なんですね。

そうです。

と答えるボクは何なんでしょう。


ボクも自分の言っていることを勘違いしているときがある。

出産は不可能な決定だ。

といった時、ボクは、本当はこういうべきはずなのだ*1

受精させて、生命を与えるということが、不可能な決定だ。



F: それでも子どもができて、その子に「生まれたくなかった」ていわれたら、どうするの?

いや、そうなる可能性があることを分かっているから、ボクは生を与えない決断しかできないんだよ。

F: (今はそんなこと言ってても)わかんないよぉ、男なんてどうなるか*2

(そうなってしまったら)泣いて抱いてやることしかできないだろうね*3

F: 男の人は、なんでそういう(安易な)「接触系」なの*4

*1:ボクは中絶問題を語っているわけではないのだから

*2:生々しい発言に、ボクは軽くたじろいだ

*3:なんとチープな

*4:わかってます。チープですよ。でもそのチープさがボクの主張を裏付けてくれます。ゆえに、「ボクは生を与えない決断しかできないんだよ」。