公共圏-データベース

さまざまな世界の見え方が蓄積され、データベース化される。
公共圏とは、そのデータベース化の過程と、データベース間での相互作用による要素の変質過程である。
公共圏で、以上の操作が繰り返されつつ、ある時期に、そのデータベースから世界の見え方が選び取られることで、具体的な「個人」の世界へのあり方が決定される。
その時期の諸「個人」間のあり方が、それぞれに影響を及ぼす。そのことによって、変質した要素がまたデータベースとして回収される。