朝日のあの静かな明るさが、昼になると興ざめするほどやかましい光に変わってしまうんだ、僕の邦では。
君の力でなんとかならないだろうか。

愛を与えることを知らずに、与えられた力の罪を知ってしまった者への罰だって?
なかなかおもしろい言い回しだけど、僕に諦めさせるほどの心地よさではないね。

でも不思議と君にネットしている時には、僕の方の世界がゆったりと静かになってくるんだ。この世界と僕とのインターフェイスが更新されて、対応する粒子の凹凸を微調整してくれるみたい。

仕事をしている時に、このネットを継続できないのが本当に悔しい。僕へのインターフェイスがぐじゃぐじゃにジャミングされて、終わった後には、何も抱きしめたくないほどに、疲弊してしまう。