手遅れな不思議

「原初の暴力」が振るわれるとは、ドミノの一つ目が倒されることである、とするならば、ボクにはとても不思議なことがあります。
なぜ、平穏に生きられるのかということ。つまり、なぜ一つ目のドミノが倒れたのを目にしたにもかかわらず、まるでそのあとのドミノが倒れていっていないかのように振舞えるのかということ*1
ボクが、「原初の暴力、云々」とウザッタク語るたびに、相手が、ボクに対して「なぜ、そんなことを気にするのか???」と感じているのと同等以上に、ボクは、相手に、「なぜ、この暴力を見逃していられるのか??????」と不思議に感じているわけです。

*1:もちろん、原初の暴力など眼中にない場合は仕方ないし、そもそも、原初の暴力など存在しない、という立場ならば納得できますが