明日も今日と同じように辛いとは限らない

玄関を出れば分かる。一見、同じようにまぶしかったり、じめじめしたりするけど、風の方向は違うし、においだって違う。昨日は、まぶしすぎてめまいがしたとしても、今日はスムーズに景色が流れ込んできたかもしれない。
大概のことは、ボクたちのコントロールの外のことだから、自分の思い通りになることばかりではない。でも、それは全てが不都合だということではないし、むしろ、何もかもが好都合に行く時もあるかもしれない。今辛いのは、必然ではなくて、少しアンラッキーが重なっているだけ。つかみ所がないのは確かに難問だけれど、だからこそ、いつもヘロヘロ何気に生きてる奴等より幾分マシな、チャレンジングな人生を与えられているのかもしれない。今日が辛くて、涙をこらえるために目をぐっと閉じて耐えてみたら、明日は全く違う見方で生き始めているかもしれない。ボクたちがいつも一緒に同じところで立ち止まっていられなかったのは、変わっていくことで幸せを探すためだったのかもしれない。