読んだ

学生と読む『三四郎』 (新潮選書)

学生と読む『三四郎』 (新潮選書)

泣けるよ。
この本、泣ける。

後期ゼミのテキスト(石原千秋『大学生の論文執筆法』筑摩書房、2006 isbn:4480063102)のpp.253-4に紹介されていたから、読んでみたんだけど、とてもよい。


大学生の成長に涙するもよし
石原先生の公務奮闘記に感動するもよし
『大学生の論文執筆法』の第二部の実践編として参考にするもよし


石原先生が、大学を去るときの守衛さん(「成城学園的なもの」の象徴)とのやり取りに、自分のノスタルジーを重ねるもよし

天才/凡才、の二文法は「気に入らん」と自分の凡才をひた隠しにして息巻くもよし

そして、自分のふがいなさに泣いてる暇があったら、勉強をやり直そうと、テンション上げてみるもよし、三日坊主注意報発令