セーラー服C「久しぶりにスナドケの外でバスに乗ったが、あたしの真上の球体二つにあたしが一人ずつ。というか、スナドケの外ってのが、普通の民にとっては中なんだが、すっかり慣れきったな自分。もうただの民でないな自分。しかし、スナドケのシステムに慣れてくると、この真上のあたし二人もきっとなんかどっかで自分に仮面とられたあたしたちなんじゃないかって思える。しかも、このあたしを恨みながら、たぶんこの国の民で主権を持つあたしには手を出せない。かわいそうなあたしたち。」