セーラー服C「一番困惑する事態に発散してしまった。現行法では人の犯した罪にたいする処罰権利は認められているが、人工知能がなした事態にたいする帰責体系が整っていない。しかもこの事例では、人工知能がネットされたランダムな他の人工知能にたいして恣意的ではない形で、つまり全く人間的な動機を差し挟む余地のない形で、あるプログラムを作製させ、それがカプセル化されずにパブリックにアクセス可能な状態に放置させた。最悪にも、そのプログラムが件の事件を引き起こしている可能性がでてきた…」